北投エリア:懐かしさを感じられる温泉地

2010年日本で有名な温泉旅館『加賀屋』が北投で盛大にオープンしました。当時非常に話題となり、必ず行きたい温泉地として多くの人に注目されました。

一体、北投という街はどのような魅力を持っているのでしょうか。

 100年ほど前、大阪商人平田源吾は北投溪で温泉を発見し、その側で最初の温泉旅館を設立したのが台湾の温泉物語が始まりでした。火山地形のため年間通じて天然温泉が湧き出ており、多種類の泉質を持つだけではなく、世界的に珍しい『ラジウム』成分を含んでいることがわかりました。(ラジウム温泉は世界中で、ここ北投と秋田県の玉川温泉の二ヶ所しかありません。)

その後第二次世界大戦の時に台湾は日本の植民地になり、温泉地である北投には日本政府により多くの会館とレストランが建てられました。さらに公衆浴場や公園整備などの公共事業が行われ、交通網を整備した結果、毎年より多くの観光客が北投を訪れるようになりました。

温泉地としての発展のなかで、山間への商品配達や風俗産業に従事する女性を送迎するため、北投である特別な仕事が生まれました─『北投バイク宅急便』。バイクは山の中で車より動きやすくスピードも速いので、当時から住民たちに愛用されていました。現在はそのサービス範囲を拡大し、子供の通学、終電で帰宅するサラリーマンの送迎、温かいお弁当の宅配など「運ぶ」ことは全て引き受けてくれます。地元の人しか知らない北投バイク宅急便、その姿をお見せすることができるでしょう。

今回のコースは、最も人気のある温泉エリアを歩きながら今昔のユニークな北投を感じていただけます。少し懐かしさを感じてしまう、日本らしい北投を一緒に体験しましょう。